茶わん蒸しといえば、
ーー蒸し器に茶わん蒸しを入れて、ふきんをまとったフタをし、火加減と時間を気にしながら蒸す。
ブワッと大きな蒸気が立ち込める中、ふきんを使い、熱々の茶わん蒸しを取り出すーー。
小さい頃、そんな光景を見て育ったので、茶わん蒸しは“手間のかかるおもてなし料理”という印象でした。
でも、今や、茶わん蒸しも電子レンジで作れてしまうお手軽料理!
あの茶わん蒸しがカンタンメニューとしてすぐ食卓に出せるのは、嬉しいですよね。
和風だしのきいた、茶わん蒸し。
もちろん美味しいですよね!
でも、時にはアレンジして、洋風味の茶わん蒸しなんて作ってみてはいかがでしょう?
いつもと一味違って、喜ばれるかも知れません。
今回は、牛乳を使用し、今が旬の鮭&きのこをトッピングして作ってみました。
残り物の焼き鮭で充分です!
旬の物でも、残ってしまうことってありますよね。
更に、レンジ調理なのに、とろけるプリンのような食感。
これには、ちょっと感動しちゃいます…!
材料(2人分)
【トッピング】
- 焼き鮭 1切れ
- しめじ 適量
- 青ネギ 適量
【卵液】
- 玉子 1個
- ●牛乳 100cc
- ●水 50cc
- ●だしの素 小さじ1/2杯
- ●みりん 小さじ1杯
- ●薄口しょうゆ(なければ濃口しょうゆでもOK) 小さじ1杯
作り方
①まず、卵液を作ります。
ボウルに玉子を割り入れて、溶きます。
※時短したい時は、
・泡立て器ではなくフォークでかき混ぜれば、白身の切れが良い&洗い物もカンタン!
②溶き卵のボウルに、●の牛乳・水・みりん・薄口しょうゆ・だしの素を入れます。
よく混ぜたら、卵液のできあがりです!
③耐熱容器に茶こしをして、
お玉で卵液を注ぎます。
※2人分の分量なので、もし1人分を作る場合は、半分だけ器に入れて下さいね。
※茶こしに残ってしまった卵液は、舌ざわりが悪くなるので捨てます。
④ここからトッピングです。
しめじを準備しましょう。
石づきを取り、バラバラになるように割きましょう。
⑤お次は、鮭です。
焼き鮭は、食べやすいよう、骨と皮を手で取り除きましょう。
身は、箸で4等分にします。
※(2人分の分量なので、1つの器に2つずつの計算です。)
⑥しめじ、鮭、青ネギの順番でトッピングします。
※鮭は卵液の中へ沈んでいってしまう確率が高いので、うまくしめじの上に置くorレンジで加熱後に後乗せしても大丈夫です!
⑦上から、ラップを軽くかけます。
⑧【器が1つの場合】200wで3分間、レンジで加熱します。
【器が2つの場合】200wで6分間、加熱します。
加熱後に、器を左右に揺らしてみましょう。
おおよそ、まだチャプチャプとした液体のままかと思います。
⑨更に、200wで20秒加熱します。
茶わん蒸しは、加熱時間が少しでも長いと、食感が固くなってしまいますよね。
それを防ぐため、
「20秒ずつ加熱→器を左右に揺らしてみる」を何度か繰り返して、固まり具合をみるのがおすすめです。
⑩左右に揺らして、タプ~ンと柔らかめの波を打つ感じで固まれば、できあがりです!
大きな蒸し器やお鍋を使わなくても、レンジで完結!
多めのお湯や大きな湯気がないのも、安心感があります。
牛乳は、鮭&しめじと相性抜群!
洋風茶わん蒸しなら、和洋、どちらの献立の時にも合うのも魅力的ですよね!